レープと超暴力とベートーベンだけに
すべてのエネルギーを費やす 恐るべき若者たち
暴力やセックスなど、欲望の限りを尽くす荒廃した自由放任と、管理された全体主義社会とのジレンマを描いた、サタイア(風刺)的作品。説話上は近未来を舞台設定にしているが、あくまでも普遍的な社会をモチーフにしており、キューブリックの大胆さと繊細さによって、人間の持つ非人間性を悪の舞踊劇ともいうべき作品に仕上がっている。
71年の作品とは思えない衝撃の映像と音楽、カッコいい作品です。(管理人・ミンゴ)
赤一色の画面からオレンジ色に変わってゆくオープニング、「雨に唄えば」のメロディに乗せて繰り広げられるレイプ・シーン、荘厳なバロックやクラッシックをカバーした電子音楽、広々としたレコード店の独特のセットなど、映画全編にシニカルな演出が満ち、なおかつブラックなテーマをポップに昇華させるという、キューブリック監督の手腕が冴え渡る。
STORY
近未来、毎日のように暴力やセックスに明け暮れていた不良グループの首領アレックスは、ある殺人事件で仲間に裏切られ、ついに投獄させられてしまう。そこで彼は、攻撃性を絶つ洗脳の実験台に立たされるが……。
上映時間 137分
製作国 イギリス
監督: スタンリー・キューブリック
製作: スタンリー・キューブリック
原作: アンソニー・バージェス
脚本: スタンリー・キューブリック
撮影: ジョン・オルコット
音楽: ウォルター・カーロス
出演: マルコム・マクダウェル パトリック・マギー エイドリアン・コリ オーブリー・スミス マイケル・ベイツ スティーヴン・バーコフ
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comment
この作品は本当に衝撃的でしたね。
今観ても新鮮です。
2006/11/08 22:33 | スカイ [ 編集 ]
そうそう、ラストのどんでん返しが意味ありげでした。
キューブリックは2001年宇宙の旅でファンになりましたが、
いつも個性的ながら、
それが一つの路線にはまとまらない映画を撮る鬼才でしたね~?
懐かしいです☆
映画の中での音楽の必要性って、
この監督でかなり変わった覚えがあります。
2006/11/09 14:49 | mecha [ 編集 ]
スカイさん
僕も衝撃でした( ̄▽ ̄) ニヤ
僕が生まれる10年以上前の作品なのに
今みても新鮮なのがすごいところです。
mechaさん
2001年宇宙の旅観ていないので観たい作品です。
一つの路線にはまとまらない映画を撮る鬼才
まさにそのとおりだと思います。
キューブリックの美学?いいですね(* ̄▽ ̄*)ノ"
2006/11/10 03:11 | [ 編集 ]
どうもです!!
オレもキューブリック作品大好きです。
mechaさんの言うとおり、BGMにもかなり衝撃をうけました。
思わずサントラを買ってしまったのですが・・・
聴くとどうにも、
具合が悪くなってました。(笑)
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ベートーベンの交響曲第7番の●●●
確かに、これまでベートーベンというと、「ジャジャジャジャーン~」の5番とか、「晴れたる青空~」の9番しか知らなかったけど、「のだめカンタービレ」フアンとしては、7番が頭にこびりついている。 //芸能界最近注目の●●● 2006/11/12 15:08
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