地球の希望は、この子供たちだ。
かつて子供だった7つの国の監督たちが贈る
7か国の子どもたちが直面する厳しい現実を、それぞれの国を代表する監督たちが赤裸々(せきらら)につづるオムニバス映画。
世界中の子供たちを救う為に制作された作品であり、スラムは遊び場、ゴミ捨て場は冒険の場になっているのが世界の子供達の現実です。知っているだけではなく映像などを通じて知ると、より親身になるはずです。自分の子供ならどう思いますか?どうしますか?一人でも多くの人に観てもらいたい作品です。(管理人・ミンゴ)
“世界中の子供たちの窮状を救うため”というイタリアの女優マリア・グラツィア・クチノッタの呼びかけにユニセフと国連世界食糧計画が賛同し、7ヵ国から7組8人の映画監督が参加した。
少年兵士やストリートチルドレン、エイズやドラッグなど、実際に避けては通れない数々の問題を観る者に突き付ける。
STORY
メディ・カレフ監督の「タンザ」は、大きな銃を手にゲリラ部隊の一員として戦闘にかり出されるルワンダの少年の物語。
エミール・クストリッツァ監督「ブルー・ジプシー」は、窃盗団家族に生まれ、親から盗みを強要される少年を賑やかな音楽に乗せて綴る。
HIV感染者を両親に持ち、生まれた時からHIVに感染し、“エイズ・ベイビー”と呼ばれいじめられている少女を見つめたスパイク・リー監督作「アメリカのイエスの子ら」。
カティア・ルンド監督の「ビルーとジョアン」は、廃品を集めて小銭に換え自活するブラジルの兄妹の物語。
ジョーダン・スコットが父リドリー・スコットと共同で監督した「ジョナサン」は、戦場でのショックで幻覚にうなされるフォトジャーナリストが体験する不思議な出来事を描く。
イタリアのステファノ・ヴィネルッソ監督作「チロ」は、大窃盗団の最下層でたくましくも懸命に生きる少年の物語。
そして最後を締めくくるジョン・ウー監督の「桑桑(ソンソン)と小猫(シャオマオ)」は、裕福だけど愛のない家庭に暮らす少女と、貧しい老人に拾われた孤児の少女が、一体のフランス人形を介して不思議な運命に導かれていく感動作。
製作国: イタリア フランス
日本公開: 2007年6月9日
上映時間: 130分
監督: メディ・カレフ エミール・クストリッツァ スパイク・リー カティア・ルンド ジョーダン・スコット&リドリー・スコット ステファノ・ヴィネルッソ ジョン・ウー
脚本:メディ・カレフ サンキ・リー ジョーイ・リー ストリボール・クストリッツァ
撮影:フィリップ・ブレロー ミロラド・グルシーカ トカ・セアブラ
製作:マリア・グラツィア・クチノッタ キアラ・ティレシ ステファノ・ヴィネルッソ
出演:ビラ・アダマ ハノウラ・カボレ ロージー・ペレス マイク・エリス ウロス・ミロヴァノヴィッチ ザオ ツークン チー・ルーイー
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それでも生きる子供たちへ
志の高いオムニバス映画である。世界の子供たちの過酷な現状を、7ヶ国の名匠たちが独自の表現で訴えたもの。哀れみの視線でないところが何よりもいい。出来がいいのは、スパイク・リー、エミール・クストリッツァあたり。気に入ったのはナポリ編。主人公の悪ガキぶりと、V. //映画通信シネマッシモ☆プロの映画ライターが贈る映画評 2007/07/19 23:34
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